戻ることのできない旅の途中で。

国立のために塗ったグリーンのネイルを取りながら、もう終わってしまったんだなあ…としみじみ。会社の帰りも夜空に浮かぶ月を見て、あのときもきれいな月だったなあとぼんやり考えていました。本当にすごくすごく楽しみにしていたから、終わってしまった今はやっぱり寂しい…。でも、それ以上にわたしの心を占めているのはあたたかくて優しい気持ちだったりします。前回の国立はしばらく高揚した感じが続いていたけれど、今回はじわじわとしあわせな気持ちを噛み締めている感じ。うらあらしを見たら二宮さんも元気出たって書いていて、ますますしあわせ感じました。この気持ちは10周年ならでは。昨日から何度もずっと見てこられて、あの場にいられてよかったなあと思っています。一日経ってもその気持ちは変わりません。ほんっとにもう…嵐さいっこうだぜ!


さて、そんな中、MOREを買ってきましたよ。
スペシャルということで5人がそれぞれ自分について語っているのですが、その中での相葉さんの言葉。

僕は、落ち込んだり悩んだりしたときでも、無理してでも笑っていれば楽しいことがくると思ってて。絶対に笑えない時だっていっぱいあるけど、そんな中でも笑っていたいし、すべてに対して、人の倍くらい楽しんでいたいなって思いますね。

ああ、相葉さんだ…と思いました。しっかりと芯があって、いつも前向きで、弱音を吐かない強い人。だからこそ心配になることもあるんですけどね。ものすごく勝手な見解かもしれませんが、実は辛いんじゃないかとか、我慢してるんじゃないかって思ったりする瞬間があったりするから…。なんか思い出すだけでちょっと苦しい。そんなことを考えていたら、二宮さんが相葉さんについて語っている記事を見つけました。

あと最近、「眠い」とか「疲れた」とかをちゃんと言うようになってきた。

まだ、オレの100分の1くらいの量だけど、わがままを言えるようになったのは成長だなって思いますね。

なんか…なんか…心が震えた。折れない強さだけが強さでないこと。それをちゃんと分かって近くで見てくれる人がいるってどれほど心強くて安心できるだろう。10年以上一緒にいるとはいえ、それだけでは築けない関係であって…だからにのあいはわたしにとって奇跡だし、憧れでもあります。ふたりが一緒にデビューできてよかった。今あらためて思いました。ああ、なんかもう泣きそう。相葉さん、ありがとう。二宮さん、ありがとう。これからもずっとこの関係を、楽しそうに笑う姿を見ていけますように。